素晴らしい二日間でした。

2010年に初ライブをして以来、サックス寺地美穂と一緒に超マイペースに続けてきたプロジェクト、Urban Groove Sessionを2018年6月27,28の二日間にかけて、ついに録音することができました。

レコーディングは思った以上に大変で、今回エンジニアをお任せした、バークリー時代からの友人で、ワールドクラスのキャリアとセンスを持つニラジ・カジャンチにはたくさんの無茶も聞いてもらいました。

メンバーそれぞれのこだわりも半端なく、今までやり慣れた曲も、いざ録ってみると、構成やテンポなどまだ調整できる可能性があるのではないか、このセクションの表現方法は他にもっと良い形があるのではないか、とそんな所まで一切妥協せず、素晴らしい録音環境の中でじっくりと音楽と向き合うことができました。

自分としてはここに来るまで精一杯やったつもりでしたが、準備不足も否めなかったり、正直すごく不安やストレスを抱えた中当日を迎えたわけですが、いざ音を出してみるとそんな心配はよそに、メンバーやニラジからどんどん良いアイディアが出てきたり、自分の予想をはるかに超えるクオリティで、一つずつ出来上がっていく大切な楽曲に人ごとのように感動していました。

こうやって、心から信頼し合える仲間と作品を創るって、なんて素晴らしいことなんだろうと改めて気づきました。

あと、やっぱりギター弾くのって本当に楽しいですね(笑)


二日間の死闘(?)を終えたメンバー。
左から、中林万里子(Pf)/寺地美穂(Sax)/皆川太一(Gt)/二家本亮介(Ba)/今村慎太郎(Dr)

CDになるまでにはまだやる事盛りだくさんですが、ここまで続けてこれた事に関して、いつも応援してくださっているお客様や友人、ニラジとNK SOUND TOKYOの皆さま、制作のサポート、バックアップをしてくれたアイ・ペアーズの皆さま、後押しをしてくれた両親、兄弟、家族、そして最高のメンバーにまずは感謝の気持ちでいっぱいです。

CDリリース、どうかお楽しみに!